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2012年7月25日水曜日

シャンプー～

７月２１日土曜日　　ラッキー君をシャンプーしました

ラッキー君は縁あって２００７年２月から私のところに来ました。　当時推定年齢約５歳、パグの男の子です。いわゆる、皮膚病体質でマラセチアというカビの一種が増殖することよって炎症を起こし発赤、脱毛、におい痒みが出ます。　　今は、異常な増殖を防ぐため、マラセチアや細菌を殺す効果のある薬用マラセブシャンプーでシャンプー療法をしています。　　週に一回はシャンプーをしてあげたいですが、なかなか・・・・
皮膚疾患は根治の難しいものが多く日頃のケアーが重要ですのでがんばりましょう！

今回はそんなラッキー君のシャンプーの様子を書いてみます。
あくまで私の方法ですので参考までに・・・・・

シャンプーをする前にまず耳に栓をします。　栓を入れたほうがブルブルしないような気がします。
コツとして・・・丸めて入れるとすぐと飛んで出てしまいますが、　綿花を長めに折ってピンセットを使って耳のしわにそって押し入れます。　　　ただし、耳に汚れがある場合は、汚れを押し入れてしまう可能性があります。　　

お湯でしっかり濡らし、皮膚にシャンプーが届くように優しくしマッサージをしていきます。　　パグ犬は顔にしわがありガーゼを使って丁寧に・・・　　　シャンプーは直接かけず手にとってから使って下さい。
その後泡立てたままの状態で１０分間ほど放置します。　　

結構おとなしくしています。

待ってる間に、ハイ！ポーズ　　カメラ目線です

泡が無くなるまで丁寧にお湯ですすぎ（すすぐ時は頭のほうから）、耳栓を抜き取ります。　やさしくタオルでふき取ったあとで、ドライヤーでしっかり乾かします。　　この時ご自分で耳掃除をされる方がいらっしゃいますが耳のふち（耳介）の内側を拭く程度にして下さい。　綿棒を使用すると汚れを押し入れたり、耳道を傷つける恐れがあります。
一度、綿棒の先が耳の中に入ったままの状態のワンちゃんが来院されたことがあります。　

　　　　　　　怪獣みたいに見えます。

夏場でも、しっかり乾かして下さい。　この時期生乾きのまま冷房の効いた部屋においておくと体調を崩す原因になります。　　　ご注意を・・・・

７月２３日　火曜日

フロントラインをしました

シャンプーをしてから２日たったのでノミの処置をしました。　今年はノミが多いように思います。
この辺の毛をかき分けて落とします。できるだけ地肌に届くように。　舐めないところが、原則ですがちなみにラッキー君の背中あたりを舐めている姿をみたことは、ありません。たぶん届かないんだと思います。