らんちゅうブログ

2014年3月16日 日曜日

産卵しました

本命魚達は期待通り、本日無事に産卵しました。

日曜日に産卵させられると本当に助かります。

特に今回は大変なハプニングが起こっていたのでなおさらです。

それでは私流の産卵までののスタイルをご紹介します。


一昨日(14日)の朝に一時間程かけて種魚達を新水に慣らせました。
そして昼休憩の時に赤虫を7片与えました。

夜仕事が終わって帰宅してから寒冷紗と産卵藻をセットします。

大抵は次の日には産みません。

朝に産卵行動がなくても午前中に産卵が始まる可能性もあるので、昼休憩までは産卵セットはそのままにしておき、当然餌も与えません。


産卵セットです


昼休憩に産卵セットを撤去して餌を与えます。

昨日(15日)には赤虫を11片与えました。


 

餌を食べている姿は本当に可愛い


よく食べるので少し調子に乗って多く与えてしまいました。

そしてまた夜になると再び産卵セットをセットします。

今朝は7時に起床しましたが、まさに産卵が始まったばかりです。

何故か普段の産卵に比べて雌の動きが鈍かったのですがそのままにしておきました。

 


朝ご飯を食べて、朝風呂に入って、一時間程してから産卵風景を見ましたが、産卵がまさに佳境に入っていました。

平日なら仕事があるのでそのまま自然産卵をさせて昼休憩に産卵が終わっているかどうかを
確認するところなのですが、今日はさいわいな事に日曜日で、予約診療が一件だけでした。

何故かふっと、少しだけ人工授精をしたくなりました。

洗面器と新しい寒冷紗を用意して先に雄二匹を別の洗面器にすくいました。

そして寒冷紗を敷いた洗面器に雌を移そうとした時に恐るべき事が起こっていることに気付きました。

なんということでしょう!

雌が人工の産卵藻を飲み込んでいるのです。

産卵藻を口から抜こうと引っ張りましたが抜けません。

仕方がないので産卵藻を雌の口元で切り離しました。

人工授精は少な目で終了して、後はまた自然産卵にまかせましたが、午後1時になっても産卵が終了しません。

雄は積極的におっていますが、雌は積極的に産卵している風にもみえなかったのですが、
腹を押すとまだ卵を出していたので、二度目の人工授精を行い産卵を終了させました。

まさに産卵を満喫した一日になりました。

それにしても人工の産卵藻を食べた魚ははじめてじゃ~

書き忘れるところでしたが、今年も居引きをさせるのでバイオシークスルーを投入しました。



 

投稿者 石原 | 記事URL

2014年3月13日 木曜日

今年の産卵に向けて

1月26日に冬眠から起こした導入魚の二匹の雄達は数日かけて最低水温を13度まで上げていきました。

13度になると当然食欲の出る筈ですが、一向にエサには見向きもしない日々が続いて行きました。

病気の兆候もなかったのですが、一度は塩水浴と薬浴を行いました。全く効果なし。

どうやら水が合わなかったようです。

晩秋に導入した種魚は結局使えない事が多いです。

2月27日が直近の水替えでしたが、その時にお腹を絞って精子の確認をしました。
素赤にほんの少しの精子が認められただけでした。
追星も目立ちませんでした。

それでも今回の満月の大潮で一腹だけ採る予定で冬眠明けをさせたので、それに合わせて水温を上げてきました。

現在18度です。

この1週間程は少しだけ赤虫を食べているようです(一日に二匹で3~4片)。

今日、産卵舟を用意したので明日久しぶりの魚達とのご面会になります。

雄が仕上がっていれば仕掛けた二日後に産卵する事が多いです。

16日か17日に産卵がなければ、仕切り直します。

3月末の新月の大潮での産卵を狙います。(どちらかというと満月の方がよく産むような・・・)

しかし今年の3月に入ってからの冷え込みは異常でしたね。

我が家は屋上での飼育なので7日、8日、10日と氷が張っていました。

神戸海洋気象台での最低気温が1℃だと我が家では氷が張ります。(丘ですから)

昨年は2月に一腹産卵させましたが、今年もし2月に産卵させていたら我が家の環境では稚魚の世話が出来なかったと思います。
水替え時に水温が保てないし、私の体力も保てません!
(寒いの嫌い)


さて下の魚が今回の雌の種魚です。

昨年導入時に撮影したものです。

止めが甘いのですが、とても太い魚です。

雄達の止めがとてもしっかりしているので多分仔出しは期待できると思います。


投稿者 石原 | 記事URL

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